itone-note。

お絵かき、ゲーム、アニメの感想など気ままに書いてます

【らくがきまとめ】不安の中で、彩りを添えてみたりとか

4月の落書きまとめです。
今月は仕事で手を痛めてしまったり、
精神的にも落ち着かなかったりして、休み中に絵を描くということもほとんどなく……
結果的に、出勤中にiPadで描いたデジタル落書きばかりになってしまいました。
アナログ絵がほぼ皆無です。

昨年までは圧倒的アナログ派だったのに……すごい逆転現象です。
再度働き始めたことと、デジタルツール(アイビスペイント)を
普段持ち歩くiPadに入れたことで、
利便性とか色々が相まってデジタル絵が多くなっちゃったのかもしれません。

たまにはアナログに戻りたくなりますね。

世相を反映してか、なんとなく暗い・荒れた絵が多いです。スミマセン
よろしければ、おうち時間の暇つぶしに、適当に眺めていってやってくださいませ。

 *もくじ*

自己嫌悪。心の傷が痛む。荒れる。そんな心象風景

ノロイ

 f:id:sitonemaru:20200426161332j:plain

時計の針が心臓を突き刺してる感じ?
んー、どういう思いで描いたのか、ちょっともう思い出せないです。。。

 

f:id:sitonemaru:20200426161336j:plain
「音楽聴いてたら思いついたやつ」とのこと。
……そうですか。
うーんなんかこの感じ、ツバ●クロ●クルとかそのあたりで見た気がするなあ。

 

 「すさんだ心も、身体も、世界も、いつかは癒されて笑える日が来るのかな……」

f:id:sitonemaru:20200426161341j:plain
(投稿時のTwitterの文章)だそうです。(知るか
靴とか足元がうまく描けたなあと、描いた当時は謎の満足感を得ていました。

 

「Monster」

f:id:sitonemaru:20200426161347j:plain

 ザ・厨二病★(違
とにかく心の中が荒んでいて、怒りとか苛立ちが渦巻いていた時に描いたものです。

 

「正義を謳う少女」

f:id:sitonemaru:20200426161352j:plain

己の「正義」を信じ、悪を赦さず、その手で「悪者」を裁く少女。
……「正義」ってなんでしょうね?

 

「悲しみを携えて」

f:id:sitonemaru:20200426161407j:plain

 傷ついた心身を引き摺って。それでも生きていく。

 

「利き手が痛いのうた」

f:id:sitonemaru:20200426161403j:plain

仕事で利き手(右手)を痛めてしまいました。
そういう時ぐらいは手を休めて、お絵描きも休ませてあげればいいのかもしれませんが、
この日はどうしても絵が描きたくて、ついに左手で描いてしまった……というものです。
手の使い方(力の入れ方?)が悪いのか、普段から利き手を痛めがちだったりします。

中学の頃、スパルタ教育で知られていた学習塾にぶち込まれ(!?)、「上腕骨外側上顆炎(いわゆる「テニス肘」)」を引き起こしたのが始まりだったような気がします。

利き手はすごく痛いけど、利き手が使えないと出来ないことが多すぎる……。
ちょっと休憩にとお絵描きやゲームをしようと思っても、
利き手が痛んではそれもできず。
そんな中で、「左手で絵を描く」という技術を習得してしまったのでした……。

幸か不幸か、後々この技術(?)は役に立っておりまして、
こうして利き手を痛めてしまった時などに活躍します。
……活躍しないほうが嬉しいですね。本当は。

色、いろいろ。(※比較的明るめ)

「あたしはなんにだってなれるんだゾ✰」

f:id:sitonemaru:20200426161411j:plain

学生時代、友人と共同で描いていたマンガのキャラクター。私のオリキャラです。
天使の女の子なのですが、彼女には変身能力があり、姿形を自在に変えることができます。
髪色だって自由自在。

 

「ゆううつ。」

f:id:sitonemaru:20200426161415j:plain

悪組織に所属する少女。13さい。
※このブログにもちょいちょい出てます。
ほとんどバイト感覚でボスの命令に従っていて、やたらと給料のことを気にする。
心のどこかで、「こんなんでいいのかな」って思ってる風……と見せかけて、
じつは仕事がなくて退屈しているの図。

 

「泡沫の願い」

f:id:sitonemaru:20200426161420j:plain

これもオリキャラなんですが、
こいつを描きたかったというよりは、
とりあえず左右のヒラヒラがついたような服を描いてみたかっただけだったりします。
色んなことが、早く終息してほしいなって。息が詰まるような想いです。

「あなたなら、何色に塗ってくれますか?」

f:id:sitonemaru:20200426161358j:plain

今月の絵の中で一番うまく描けたなあっていうのがこれでした。

 

来月はもうちょっとアナログ絵というか、
じっくり描いた絵が増やせるといいなーと思います。
どうしても焦って作品を完成させてしまいがちなので、
おうち時間が推奨されている今だからこそ、
出来ることをしていきたいですね……絵の中でも。

 

平日はほぼ毎朝更新しております。よかったらどうぞ……↓

twitter.com

【らくがきまとめ】「繊細さん」だからこそ

毎月恒例のらくがきまとめ(3月分)です。
本当は先月末に更新しようと思ったのですが、
ぐだぐだしているうちに4月になってしまいました。

なんというか、本当に大変な状況になってしまいましたね……。
今日は必要な買い物は午前中のうちに済ませて、
こうして部屋に籠ってブログを書いています。
家でできることがたくさんあるのは、ある意味幸せなことなのかもしれません。

それでは、どうぞ! 

 *もくじ*

ダークだったりアンニュイ?なアナログらくがき 

f:id:sitonemaru:20200329223353j:plain

 心の闇に、体が蝕まれていく感じ。

f:id:sitonemaru:20200329223357j:plain

その酒には、毒が入っているという噂。

嘘も本当も、ごちゃまぜに飛び交う世界。
何が本当で、何が嘘か?
果たして、彼女が手にしているカクテルは毒入りなのか?
「飲んでみるまで分からないわ……」
けだるげに女性は呟いて、グラスを傾けた……

 

……自殺行為や、それ。(というツッコミ待ち)

f:id:sitonemaru:20200329223401j:plain

「自由になれますように」

 

f:id:sitonemaru:20200329223405j:plain

オリキャラです。
天使だった少女が、魔王に無理矢理手下にさせられ、
妖精の姿になるという。
色塗りは途中で放棄された状態です(

f:id:sitonemaru:20200329223420j:plain

f:id:sitonemaru:20200329223416j:plain

「おやすみ、世界」

 

通勤中のデジタル(アイビス)らくがき

後述しますが、実は先月初旬ぐらいに再就職することができました!
まあ正社員ではないのですが、とりあえず社会人復帰するということを考えれば
十分かな、と。
それで、出勤の合間にちょっとずつ描いてたりします。
iPadでさっとお絵描きできて色まで付けられるの、本当に便利でいいですね。
(ただ、こんな状況なので、公共交通機関を使っての通勤には神経をすり減らされてる感が
なくはないですね。新しいお仕事はそれなりに楽しいですが)

f:id:sitonemaru:20200329223409j:plain

「あれ、どうして泣いてるんだろ。」

 

f:id:sitonemaru:20200329223413j:plain

灰色の世界で、ひとり目覚めた少女。

 

f:id:sitonemaru:20200329223426j:plain

なんかカラフルにしたかった。

 

f:id:sitonemaru:20200329223431j:plain

f:id:sitonemaru:20200329223435j:plain

思いつきの人魚!

最近アマビエ様という妖怪さんが話題を呼んでいますが、
半人半魚という意味では人魚もちょっと近い(でも違う)とこあるので、
唐突に人魚描きたくなったのはそういうことなのかもしれません。(謎
アイビスは背景素材も手軽に使えるのが本当にありがたいですね。
短時間でらくがきがぱっと華やかになります。。

f:id:sitonemaru:20200329223447j:plain

 「殻を破る」

 

以前から通勤前の落書きはよくやっていたのですが、
こういった落書きだけを投下するTwitterアカウントを作ってみました。
この記事には載せきれなかったものもありますので……。
もし気が向いたら、覗いてくださると嬉しいです(はい宣伝。

 こんな感じでやってます。

 

落書きとはあんまり関係ない近況報告

とりあえず社会人として一応復帰することができて、
お仕事の方もとりあえずは問題なくやれています。

ただ、業務開始3日目あたりで、
ある問題が表面化してきました。

いや前々から自覚はありましたけど、
「ものすんごく人に気を使いすぎて体調面にまで影響が出てくる」という、
一定層の人間に特有の性質です。 

HSP(繊細さん)」としての自覚が明確に

仕事で分からないことが出た。
先輩に聞きたいけどなんか忙しそう。
自分のせいで先輩の気分を害したら悪いから、やっぱやめよ。

とか。

うわなんか上司の機嫌めっちゃ悪くない……?
自分なんかしたかな……?

とか。

とにかく周りの人の気分や、音とか、
そういったものにものすんごく影響を受けてしまい、
精神をすり減らして体調もおかしくなってしまう。

実際今の仕事を開始して3日目で、立ちくらみやめまいに襲われはじめました。

少し前に「HSP」という言葉を知りましたが、
今までちゃんと向き合おうと(知ろうと)してきませんでした。
去年まで通ってた心療内科でも、そういうことは全く言われなかったし……。

 

新しいお仕事が始まる少し前、書店でこんな本を目にしました。

f:id:sitonemaru:20200404171456j:plain

(後日購入の上少しずつ読み進めていますが)
書店でさらっと読んでみたところ、どうやら確実に自分はHSP(この本で言うところの
「繊細さん」)であることが分かりました。

様々な「繊細さん」エピソードに「分かる分かる!!」と激しく共感しつつ、
仕事での対処法などが分かりやすく優しい言葉で書かれており、
読んでで涙出そうでした。(笑)

「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる  「繊細さん」の本

「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本

  • 作者:武田友紀
  • 発売日: 2018/07/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 ↓こちらも購入しちゃいました。
 上の本と比べて小さく、手軽に読めます。

 「繊細さん」という性質は、
特に仕事とか集団生活においては何かと苦労することが多いです。
なんか気を使いすぎた結果ウザがられたのか、
学生時代ある集団からハブられてちょい孤立してた時期もあったし。笑

 

でも、「繊細さん」だからこそ、自分にしか描けない絵が描けたり、
(最近やってないけど)物語を書いたりすることができるんじゃないか?
とも思うのです。

些細なことで落ち込んだり、塞ぎ込んだり。
でも、私はそういった感情を絵に落とし込むことができる。
絵を描いている間は幸せだし、負の感情もエネルギーにして表現できるのは、
ある意味良いことなんじゃないかなあ?と。

うまく泣けなかったり、言葉にならなかったり。
そういう時は自分の絵に助けてもらいつつ、
あと「繊細さん」の本も少しずつ読み進めて、
うまくお仕事や人とのお付き合いの仕方を探っていけたらいいなと思います。

 

先月やっと映画『すみっコぐらし』を観てきましたが個人的に刺さりました

映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ

もう1ヶ月ほど前の話になりますが、
ネットでも話題になっていた、『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』
を観てきました。

映画公開からだいぶ経ってますし、
この記事も実際に映画を観てから約1か月後に出す……
という感じで今更感半端ないですが、
個人的にすごく刺さる部分があって、ぜひとも感想文を書いてみたいと思いました。
※刺さらないし退屈だと感じる人もいます。あくまで個人の感想です※

個人的にはすごくいいなと思ったので、
とりあえず最初に見た時の第一印象で感想を書いていきます。
よろしければお付き合いいただければと思います!

 

 *もくじ*

感想の前フリ(駄文):私が映画「すみっコぐらし」と出会うまで

私自身すみっコぐらしのことはあまりよく知らず、映画作品のことも、
ネットの評判を見て初めて知ったような記憶があります。見事につられてしまったネット愚民です(ネット愚民てなんだよそれ

『すみっコぐらし』は『リラックマ』などのゆるっとした可愛いキャラクターを
多数発信しているサンエックスのキャラクター。

私もかつては『まめゴマ』や『みかんぼうや』(知ってる人いるのかな……?)、
『モノクロブー』などにはまったものですが、
そういったサンエックスキャラクターからはとうに卒業したつもりでいました。

電車やお店などでつい隅に座ってしまう、というすみっコたち。

私もわりと隅っこが好きな方なので、
そういった『すみっコ』のキャラクター性がなんとなく気になってはいましたが、
サンエックスはもう卒業したしなあ……」「女児向けなんだろうなあ……」
などという思い込みで、なんとなく距離を置いていた覚えがあります。

映画『すみっコ』は「逆詐欺映画」などとも呼ばれ、
一見「子供向け」に見える内容の映画で大人が感動するという(これ正しい?)
評判がネット上に多数集まって話題を呼び……
たしか、知り合いの方が映画『すみっコ』の感想を呟いていて、
そこから気になりだしたような記憶があります。

それで、映画の情報を公式サイトで確認したところ、
まず各キャラの設定が良く、その時点ですごくいい映画になっていそうな予感が
ビンビンにしてきたので、「これは観なきゃ」と思ったわけなのです。
(※要は個人的にキャラ設定が刺さっただけのことだと思っています)

あらすじ。

ざっくり説明すると、それぞれの事情を抱えてすみっこでほのぼのと生きているコたちが、あることをきっかけに不思議な絵本の世界(誰でも知っている、各国のおとぎ話集みたいな感じ)に迷い込み、そこで出会った1匹の「ひよこ?」と一緒に大冒険を繰り広げるお話。 

寒がりで人見知り、北から逃げてきたという「しろくま」。
自分は誰なのか、自信がない「ぺんぎん?」。
脂っこいからと残されてしまった「とんかつ」。
気が弱く、いつも隅っこを譲ってしまう「ねこ」。
本当は恐竜だけど、嘘をつくことで正体を隠して生きている「とかげ」。などなど…

彼らのキャラクター説明だけでもなんだかほっこりしてしまう私です。

普段は隅っこで生きており、目立つことが苦手で
マイペースな彼らが繰り広げる冒険物語には、ついクスリとさせられてしまいます。
かと思いきや、ホロリとさせられるような展開も……!?

 

キーキャラクターの「ひよこ?」

絵本の世界で出会った「ひよこ?」は自分の居場所が分からず、
絵本の世界で仲間を探していました。

名前の最後に「?」が付いているのは、ひよこかどうかも怪しいから……だと思いますが。(実際、すみっコたちの中にも「ぺんぎん?」のように名前に「?」がついてるキャラクターも)

すみっこたちは、そんなひよこ?の境遇に共感し(ぺんぎん?は特に)、
ひよこ?のおうちを一緒に探してあげることになりました。

ところが、仕掛けがたっぷりの絵本の中で、
今度はすみっこたちがバラバラになって迷子に!?

果たして、ひよこ?のおうちは見つかるのか?
そしてすみっこたちは元の世界に戻れるのか? 

ドタバタなんだけどほっこり癒される、優しさに満ちた不思議なお話です。

 

感想

ゆるい!かわいい!おもしろい!けど……切ない!!そして優しい!!

全体的にゆるく描かれてはいるけれど、その中は、
たくさんの優しさで満ち溢れていた……そんな映画でした。

まず前半は「笑い」。

細かい場面を挙げるとキリがないけど、
すみっこたちが繰り広げるドタバタ劇(なのにどこかゆるい)のお陰で、
特に映画前半はずっと笑ってた気がします。

そのドタバタ感が(たぶん)伝わる予告編がこちら。
上記で紹介したあらすじのおさらいもできますので、
参考までにどうぞ。

youtu.be

 

最後には、「ひよこ?」にまつわる悲しい現実を知ってしまうけど、……
押しつけにならないような、素朴な優しさで物語は締め括られていました。

「きみも、すみっコ?」……同じ「すみっコ」の私だからこそ刺さった映画

すみっコたちは皆それぞれ生き辛さがあったり、秘密を抱えていたり……。
そんなすみっコたちが、ひとつの隅っこに集まって生きている。
この時点ですでに温かさを感じました。
イントロのキャラ紹介の時点で、
「なんか自分に似ている子がいるなあ」「その気持ち分かる」
なんて思え、作品世界に入り込みやすかったです。 
キーキャラクターの「ひよこ?」も、すみっコたちと出会うことで、
同じ「すみっコ」仲間の輪に入っていきます。
隅っこで生きている彼らだからこそ、ひよこ?の孤独を理解してあげることができた……。
すみっコたちの優しさが温かく、見ているこちら側も癒されてしまいました。

色々、詳しいことはネタバレになってしまうので言えませんが、
ちょっとでも気になった方は是非、何かの機会に観ていただくことをお勧めします!

 

DVDに先駆け、Amazon Primeで配信中!!(※恒例の宣伝タイム)

ああそう!!今ならなんと!!
来月発売のDVDに先駆けて、Amazon Prime Videoで全編配信されているのです!!

映画館が閉館で見られない……というかそもそも上映館が近くにない、等々あるかと思いますが……
1時間程度ですので、外にも思うように出られないこのご時世、
この映画「すみっコぐらし」をご覧になってはいかがでしょうか。
最近の騒ぎで疲弊した心も、少しは癒される……かもしれません。
来月には映画のDVDも出ますし、追々レンタルも始まるかもしれませんね。

 

孤独を味わって大人になってしまった人、すみっこが好きな人、そんなお友達が身近にいる人などにもおすすめかと思います。もちろんお子さんにも。
ひたすらかわいい&面白いし飽きがこない1時間でした。