先月やっと映画『すみっコぐらし』を観てきましたが個人的に刺さりました
もう1ヶ月ほど前の話になりますが、
ネットでも話題になっていた、『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』
を観てきました。
映画公開からだいぶ経ってますし、
この記事も実際に映画を観てから約1か月後に出す……
という感じで今更感半端ないですが、
個人的にすごく刺さる部分があって、ぜひとも感想文を書いてみたいと思いました。
※刺さらないし退屈だと感じる人もいます。あくまで個人の感想です※
個人的にはすごくいいなと思ったので、
とりあえず最初に見た時の第一印象で感想を書いていきます。
よろしければお付き合いいただければと思います!
*もくじ*
感想の前フリ(駄文):私が映画「すみっコぐらし」と出会うまで
私自身すみっコぐらしのことはあまりよく知らず、映画作品のことも、
ネットの評判を見て初めて知ったような記憶があります。見事につられてしまったネット愚民です(ネット愚民てなんだよそれ
『すみっコぐらし』は『リラックマ』などのゆるっとした可愛いキャラクターを
多数発信しているサンエックスのキャラクター。
私もかつては『まめゴマ』や『みかんぼうや』(知ってる人いるのかな……?)、
『モノクロブー』などにはまったものですが、
そういったサンエックスキャラクターからはとうに卒業したつもりでいました。
電車やお店などでつい隅に座ってしまう、というすみっコたち。
私もわりと隅っこが好きな方なので、
そういった『すみっコ』のキャラクター性がなんとなく気になってはいましたが、
「サンエックスはもう卒業したしなあ……」「女児向けなんだろうなあ……」
などという思い込みで、なんとなく距離を置いていた覚えがあります。
映画『すみっコ』は「逆詐欺映画」などとも呼ばれ、
一見「子供向け」に見える内容の映画で大人が感動するという(これ正しい?)
評判がネット上に多数集まって話題を呼び……
たしか、知り合いの方が映画『すみっコ』の感想を呟いていて、
そこから気になりだしたような記憶があります。
それで、映画の情報を公式サイトで確認したところ、
まず各キャラの設定が良く、その時点ですごくいい映画になっていそうな予感が
ビンビンにしてきたので、「これは観なきゃ」と思ったわけなのです。
(※要は個人的にキャラ設定が刺さっただけのことだと思っています)
あらすじ。
ざっくり説明すると、それぞれの事情を抱えてすみっこでほのぼのと生きているコたちが、あることをきっかけに不思議な絵本の世界(誰でも知っている、各国のおとぎ話集みたいな感じ)に迷い込み、そこで出会った1匹の「ひよこ?」と一緒に大冒険を繰り広げるお話。
寒がりで人見知り、北から逃げてきたという「しろくま」。
自分は誰なのか、自信がない「ぺんぎん?」。
脂っこいからと残されてしまった「とんかつ」。
気が弱く、いつも隅っこを譲ってしまう「ねこ」。
本当は恐竜だけど、嘘をつくことで正体を隠して生きている「とかげ」。などなど…
彼らのキャラクター説明だけでもなんだかほっこりしてしまう私です。
普段は隅っこで生きており、目立つことが苦手で
マイペースな彼らが繰り広げる冒険物語には、ついクスリとさせられてしまいます。
かと思いきや、ホロリとさせられるような展開も……!?
キーキャラクターの「ひよこ?」
絵本の世界で出会った「ひよこ?」は自分の居場所が分からず、
絵本の世界で仲間を探していました。
名前の最後に「?」が付いているのは、ひよこかどうかも怪しいから……だと思いますが。(実際、すみっコたちの中にも「ぺんぎん?」のように名前に「?」がついてるキャラクターも)
すみっこたちは、そんなひよこ?の境遇に共感し(ぺんぎん?は特に)、
ひよこ?のおうちを一緒に探してあげることになりました。
ところが、仕掛けがたっぷりの絵本の中で、
今度はすみっこたちがバラバラになって迷子に!?
果たして、ひよこ?のおうちは見つかるのか?
そしてすみっこたちは元の世界に戻れるのか?
ドタバタなんだけどほっこり癒される、優しさに満ちた不思議なお話です。
感想
ゆるい!かわいい!おもしろい!けど……切ない!!そして優しい!!
全体的にゆるく描かれてはいるけれど、その中は、
たくさんの優しさで満ち溢れていた……そんな映画でした。
まず前半は「笑い」。
細かい場面を挙げるとキリがないけど、
すみっこたちが繰り広げるドタバタ劇(なのにどこかゆるい)のお陰で、
特に映画前半はずっと笑ってた気がします。
そのドタバタ感が(たぶん)伝わる予告編がこちら。
上記で紹介したあらすじのおさらいもできますので、
参考までにどうぞ。
最後には、「ひよこ?」にまつわる悲しい現実を知ってしまうけど、……
押しつけにならないような、素朴な優しさで物語は締め括られていました。
「きみも、すみっコ?」……同じ「すみっコ」の私だからこそ刺さった映画
すみっコたちは皆それぞれ生き辛さがあったり、秘密を抱えていたり……。
そんなすみっコたちが、ひとつの隅っこに集まって生きている。
この時点ですでに温かさを感じました。
イントロのキャラ紹介の時点で、
「なんか自分に似ている子がいるなあ」「その気持ち分かる」
なんて思え、作品世界に入り込みやすかったです。
キーキャラクターの「ひよこ?」も、すみっコたちと出会うことで、
同じ「すみっコ」仲間の輪に入っていきます。
隅っこで生きている彼らだからこそ、ひよこ?の孤独を理解してあげることができた……。
すみっコたちの優しさが温かく、見ているこちら側も癒されてしまいました。
色々、詳しいことはネタバレになってしまうので言えませんが、
ちょっとでも気になった方は是非、何かの機会に観ていただくことをお勧めします!
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— 映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ【公式】 (@sumikko_movie) 2020年3月26日
本日3/26正午から配信スタート💓すみっコたちが絵本の世界でくりひろげる物語🌈ぜひお楽しみください🌸
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映画館が閉館で見られない……というかそもそも上映館が近くにない、等々あるかと思いますが……
1時間程度ですので、外にも思うように出られないこのご時世、
この映画「すみっコぐらし」をご覧になってはいかがでしょうか。
最近の騒ぎで疲弊した心も、少しは癒される……かもしれません。
来月には映画のDVDも出ますし、追々レンタルも始まるかもしれませんね。
孤独を味わって大人になってしまった人、すみっこが好きな人、そんなお友達が身近にいる人などにもおすすめかと思います。もちろんお子さんにも。
ひたすらかわいい&面白いし飽きがこない1時間でした。