itone-note。

お絵かき、ゲーム、アニメの感想など気ままに書いてます

首藤剛志さん著『永遠のフィレーナ』読破。「生きること」と自己の存在意義

昨年夏から今年の年明けにかけて、こんなものを読んでいました。

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永遠のフィレーナ

「何だそれ?」という方が大半だと思います^^;
私も、この小説を執筆された作家さんのファンになったから知ることができましたが、そうでなかったら永遠に触れることのない作品だったんじゃないかと思います。


永遠のフィレーナ』を書いたのは、脚本家の首藤剛志さん。
アニメ『ポケットモンスター』(初期)や『魔法のプリンセス ミンキーモモ』、
戦国魔神ゴーショーグン』の脚本・シリーズ構成などで知られている方です。


永遠のフィレーナ』を執筆されていた1984年から1994年頃は、
戦国魔神ゴーショーグン』の後日談小説など、雑誌『アニメージュ』を媒体として様々な作品を発表しており、アニメ脚本家として活動しながらも、小説家としても活動されていた感じがあります。

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(こちらは全て、『戦国魔神ゴーショーグン』のその後を描いた小説です。
ご参考までに、感想文はこちら:「思い込み」と生き様〜『戦国魔神ゴーショーグン番外篇2 美しき黄昏のパバーヌ』を読んで - itone-note。)

 

永遠のフィレーナ』も元々は雑誌『アニメージュ』で連載されていたもので、1984年に連載を開始し、1985年に文庫版第1巻が発売されました。(第1話掲載当時の『アニメージュ』を国会図書館で読んだことがあるのですが、なんとあの『風の谷のナウシカ』のすぐ次のページに掲載されていました)

 

以前の記事(「最近の落書きまとめ(9~11月) - itone-note。でもちょこっとだけ触れていましたが、やっと感想文が形になりました。

 

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色んな所からかき集めて入手。なぜか8巻のみプレミア価格で入手困難のため、国会図書館で丸一日かけて読み切るという暴挙に出ました

既に絶版しており、入手するとしたら中古品を探し出すしかない状態。(実際ほとんどは某通販を利用して購入しました^^;)
アニメのポケモンの『ミュウツーの逆襲』のテーマにも通じるものを感じる作品で、
大変興味深く読み進めていきました。

 

 *もくじ

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

あらすじなど

男として育てられた戦闘用奴隷フィレーナの秘密と旅立ちまで

デビス帝国が全てを支配する世界で、
戦闘用奴隷として育てられたフィレーナが主人公。
男として育てられましたが、本当は女性です。

 

戦闘用奴隷として、帝国人を楽しませるための闘技試合
(※誰か一人が生き残るまで戦い続ける。ほとんど殺人ショー)に繰り出される日々。
ある日フィレーナは、育ての親であるゼナが残したフィルムカセットから、
自分の出自にかかわる重大な秘密を知ります。

 

フィレーナは、デビス帝国に滅ぼされた海洋国家フィロセラの王女だったのです!

 

訳あってフィレーナの「妻」になった娯楽用奴隷・リラと共に、
フィレーナはフィロセラの復興のため、地方都市ドラを飛び出して旅に出ます。

 

……と、ここまでは王道ファンタジーな感じでなんだかワクワクしてきますが、
旅を続ける過程で、デビス帝国に関するとんでもない秘密が明らかになっていきます……。

 

ネタバレ込み込みのあらすじ:物語は人類の生き残りをかけた、壮大な戦いへ

(30年近く前の絶版している作品にネタバレも何もって感じですが……。)

フィレーナたちは失われた母国・フィロセラの復興をめざして旅を続けますが、
フィレーナの行く先々で、帝国の陰謀によりたくさんの人々が殺されていきます。
度重なる戦闘の中で、フィレーナ自身もたくさん人を殺してしまいます。
どうしてこんなにも人が死ぬのか。


旅を続ける中で、フィレーナは帝国の重大機密を知ってしまいます。 

 

フィレーナが住む星は、滅亡寸前の状態にまで荒廃していました。
海はく汚され、大地の大半は不毛の地と化し、滅びへの道を辿る一方。
増えすぎた人口を維持していくのにも、もう限界がきている状態です。 


フィレーナの住む星は、人口を減らしていく必要がありました。
各地で起きていた戦争を帝国上層部は放置していたのですが、
それは、一つには人口を減らすという目的があったからなのです……。恐ロシア

 

そして、デビス帝国にはもう一つ重要な目的がありました。
それは、「人類を存続させること」でした。

 

フィレーナの世界には、大きく分けて2つの人種がいました。
フィレーナのような、自然に生まれ育った生身の人間と、
いわゆる「帝国人」と呼ばれる人々……。

 

汚れきってしまったこの星では、もはや人類は生きてはいけない。
ならば、宇宙に進出するための(つまり、宇宙に適応できる)新しい人間を作ろう。
そうやって人為的に生み出され、進化させられた人たち……
それが「帝国人」でした。


帝国人の中でもまた更に人種選別が行われており、特に「純粋」な優れたものたちは
「優秀種」と呼ばれ、特別な待遇を受けていました。

  

「優秀種」の中でも更に優れたものたちは「皇帝種」として選び抜かれ、
その皇帝種の七人は、人類の後継者選びを担わされていました。

 

皇帝種の次を担うべく、人工的に産み出された「超皇帝種」
幼児から18歳へと急速進化させられた、ある青年。
そして、フィレーナたちのような、古来からの性質を受け継いでいる人間。
帝国人たち。


……滅びゆく世界の中で、生き残り、人類の後継者となるのは一体誰なのか?
帝国とこの星の秘密を知ったとき、フィレーナたちはどうするのか?

 
自分たちは、いったいなぜ生まれたのか。自分とは何なのか。
フィレーナたちは、それぞれの存在意義に悩みながらも、
それぞれに生きていく道を選びます。


人類の後継者になるだとか、失われた国家の復興をするだとか。
そんな大義名分は、結局のところフィレーナの生きる目的とはなり得ませんでした。
フィレーナにとっては、自分の生き方を愛し、
フィレーナとして生き抜いていくこと、それが全てとなっていくのです……。

 

感想

首藤作品の「生きる力」みたいなもの

首藤剛志さんが執筆された作品には、このような、他の誰かが自分の存在意義を全力で潰しにかかってきて、それに主人公が色々と思い悩みながらも、それでも「生きてやる」と全力で対抗していく展開の物語が多い気がします。

 

例えば、アニメ『戦国魔神ゴーショーグン』の後日談的作品の「時の異邦人」
主人公が死の宣告に必死に抗う物語で、非常に「生きる力」みたいなものを感じる作品でした。私にとっては、とても胸を打つものがありました。

fulafulawings.hatenablog.com

1980年代の『魔法のプリンセス ミンキーモモ』でも、最終話において、夢や希望を信じ、新たな人生を生き抜こうとするモモと、そのモモの存在意義を真っ向から否定しようとする黒雲との戦いが描かれました。

anime.dmkt-sp.jp

 

この『永遠のフィレーナ』の場合、帝国の陰謀に蹂躙されてみたり、
かと思えば人類の後継者の候補者として未来を任されてみたりするわけですが、
結局フィレーナは、失われた母国・フィロセラのためでも、
人類の後継者になるわけでもなく、
純粋にフィレーナとして生きることを選びました。 

フィレーナだけでなく、フィレーナの仲間の帝国人たちや、
皇帝種によって人為的に生み出された「超皇帝種」たちも、
それぞれに自分の生まれた意味を問いながら、でも最後は、
自分の生きる目的を見つけて、その目的に従って生きることを選びました。
まあ、それが衝突しあって、最後はあちこちで激戦となるわけですが……。

 

それでも、他人が課してきた運命だとか願いだとか、
そういうものを全部振り切って、自分の生き方を自分で決めていくフィレーナたちってすごいなあ……と思います。

 

私もいつかは、「自分は自分なんだ」と前を向いて生きることができたらなあ、
などと思ってはいるのですが、なかなかそこまで力強く生きられてない気がする昨今です。

 

現実は上手くいかないことが多いですが、それでも、理不尽な運命に負けずに戦い、生き続けたフィレーナや、首藤作品のキャラクターたちを見ていると、それが心の支えにもなるような気がしていて、やっぱり好きだなあと思ってしまいます。

 

……壮大なお話のわりには、とりとめのない感想になってしまいました。
私自身、まだ整理がちゃんとつけられてないのかもしれないです。
ここには書き切れななかった魅力もたくさん詰まっている作品ですので、
もし何かで手に取る機会がありましたら、一度読んでみたら良いのではないかな……と思います。


とりあえず、生きる気力を失くしがちな方にはオススメです(笑)
ひたすら残酷な描写(世界観)が続くので、それに耐えうる方は、ですが……。

今月のらくがきまとめ:2020年1月

今月はらくがきが(比較的)少なめな気がします。
月の真ん中で40度近くに達する高熱を出してしまい、
約1週間動けなかったということもあるのかもしれませんが……
(※検査の結果インフルではありませんでした。たぶん、毎年副鼻腔炎による発熱をやらかしているので
 今回もそれだったと思っています)

最近、絵の描き方とか、絵に対する考えの変化とかもじわじわあったりして……
一つの絵にかける時間が長くなったのかもしれないなと思います。
まあ、それ以外にも別にやってることがあったりとかして、
色の付いた絵を仕上げる時間があんまりなかったこととかもあるかもですが……

 

とにかく、今月仕上がったお絵描きをご紹介していきますね。

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先月投稿した冬の新アイコン(Twitter用)の没案。
セーラー服に白ニットを着ているイメージです。
どうでもいいお話ですが、私の卒業した中学の制服は、
セーラー服の上は黒か紺のカーディガンのみ着用OKでした。
故に、白ニットを着ている中学生はあんまり見たことがありません……。
そういう学校あるのかな、現実に。
制服なしのとこならOKですよね、たぶん。
白ニットいいですよね、白ニット……(何。 

 

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※↑ちなみに採用案はこちらです

 

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こちらは厨二病真っ盛りだった中1くらいの時に描いたオリキャラ
……のらくがき。
当時友人と描いていたマンガの外伝的な作品の黒幕で、
堕天使みたいなイメージなんですが……。

この作品、それまでの私の作品(つまり小学校高学年~中学時代あたりですかね)で未完成のまま終わってしまった作品のキャラを、敵サイドにわんさか登場させていて、さらにみんな闇堕ちしているというかなりアレな採用の仕方をしています(分からない
そしてまたこの外伝も未完成のままという……

闇に葬られたキャラクター達の怨念がどこからか聞こえてきそうです
※聞こえたことはありません

 

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オリキャラ君……の、幼少期です。
彼のらくがきも実は、当ブログにちょいちょい登場しております。

fulafulawings.hatenablog.com

fulafulawings.hatenablog.com

 

11歳くらいの設定で描いております(背は低めの設定です)。
竜の伝説が残る平原に生まれ、
近所の友達と平原を元気に駆け回っていたごく普通の男の子でしたが、
この歳で種族間の戦争に巻き込まれて色々なものを失い……
途中海の一族である女性に救われて一命をとりとめるものの、
暗いものを背負って生きざるを得なくなった……
そんな少年の光(悲劇の前)と闇(その後)を、
一枚にまとめたつもりのお絵描きでした。

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月末くらい、風邪から立ち直った(!?)後の落書きですね。
ポンポンのついたベレー帽と、ふわふわなリボン風のマフラーをまとった
なんかのスイーツみたいな女の子のデザインがぱっと浮かんで、
最初はそっちをメインに描くつもりだったのですが、
「首元にでかいリボンくっついてるって、リアルに考えたら
 絶対邪魔だよな……よし、別verでリボンが後ろにくっついてるの描こう」
などと思いたち。
気づけば、別verの方になぜか力を入れて描いてしまっていました、
という謎展開を迎えた2枚の落書きです(分からない

 

先に書いたような、絵に対する考え方の変化とか、
ここに書きたいこともまだ色々あるのですが、
とても眠たいので、今日はこのへんにしておきます。

書き残したことはまた、元気が出てきたら……^^;

 

ここまでご覧くださり、誠にありがとうございました。。。

Go to the Future!

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……(Twitterで)昨日で年内最後の更新とかいったくせにね。平気で嘘をつくのがいとねです(最低

 

こちら、今年の描き納めです。

即興で仕上げたものなので、色々納得のいってない箇所も多々あるのですが、とりあえずこれで……。

 

年を越す、時間を超えていく、そんなイメージです。

 

色をどうしようか迷ったのですが、結局あまり色はつけずに終了しました。

 

社会のレール(?)から一時離脱した今……真っ白な場所に立っているイメージです。

今後の動き方次第で、どのようにでも色がつけられるのだと思います。

 

来年は、少しでも色付いた自分になれるように……

そんな自戒も込めて、こんな感じの色つけになりました。

 

昨日の記事にも描いた通り、とにかくアウトプットを大事に、

でも体調(とメンタル)は壊さない程度に進んでいきたい所存です。

 

来年もよろしくお願いします。

 

 

年末の落書きたち

いとねです。今年は比較的のんびりとした年末を過ごしています。
(まあそりゃそうですよね、だって……※察し)

なんとなく、今年が終わる前にもう一個記事を上げたいなあ……
という謎の思いつきで、
今年最後の落書きまとめをしてみようかと思います。 
今月に仕上がったもの中心です。

 

Twitterの新しいアイコン絵

「ようこそ、わたしのまっしろなみらい」

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一面真っ白な世界で、凍りつくような北風に耐えながら一人立つ
女の子の図。

子どもの頃に撮られた写真で、向かい風を受けてしかめっ面になってるのが
何枚かあったような気がするのですが、そういう感じのイメージです。
(※たぶん伝わらない)

 

以前まで、アイコンはずっとこの絵になっていたのですが、

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"過ぎゆく夏に 旗を振る"

summer memories - sitone-note。

 

いい加減夏っぽいのはやめようと思い、
この絵の女の子(※名無し)の冬バージョンを描いてみました。

この名無しの謎の幼女は、この絵でお役御免となるはずでしたが、
Twitterでの相互フォロワー様がこの子を描いてくださったことで、
この子を活かす価値があるのでは等と思い、
調子に乗ってもうちょっと生かしてやろうか!と謎の思いつきをして描かれました。

 

・心象絵いろいろ

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「だれかが決めた〇(マル)と×(バツ)に
自分でも気が付かないうちに
身も心もがっちり固められてた」

「”誰か”に従って生きてきたボクは
自分のココロも オモイも
ぜんぶ見えなくなってた
涙はこうして流れているのに
ぜんぶ みないふりして あるいてた」

 

夕暮れ時の町を歩いていたら思いついた絵。
その時に見た空をそのまま背景に描いています。

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「こころのなかだけ ひきこもり (Part2)」
からだは自由に外を出歩けるけど
ぼくの心は 固く閉じられたトビラの向こう

※Part:1

fulafulawings.hatenablog.com

 

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「良い子という名の免罪符を ずっとにぎりしめてた」
そして、自分が分からなくなってた。

 

・今年下半期の成果:あの後連続でニンドリに載り続けました

以前「ニンテンドードリーム」という雑誌に投稿が載った旨
下記記事でご報告をいたしましたが、

fulafulawings.hatenablog.com

上記記事にてご紹介しております10月号から、
今月発売された2月号に至るまで……
今のところ5か月分連続で掲載されております。

今年の夏から、とある事情により時間ができたため、
作品投稿に時間を割くことができたということもありますが、
それでも毎号の締切に間に合うように作品を完成させ、
投稿し続けてこれたのは、
私の中では大きな成果と言えるのかもしれないなーと思います。

ただ、今のところ掲載された(=投稿した)のが
小さなイラストカットだったり、
ゲーム紹介(感想文)と、それを飾る程度のイラストを添えたのくらいだったので、
今度はハガキ1枚に一つの絵を完成させて投稿、掲載までを狙いたいなと思います!!
(……ちゃんと実行しろよ?)

 

では、お読みいただきありがとうございました!!

来年もどうかよろしくお願いいたします!

 

なおニンドリ最新刊はこちらとなります。
とても小さいですが、「ゲームソフトファンクラブ」というコーナーに
「いとねまる」という名前でイラストカットが載っております。
内容も大変充実しているので、ぜひ一度お手にとっていただければと思います。
(宣伝で終了)

Nintendo DREAM 2020年 02 月号 [雑誌]

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  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2019/12/21
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りとさんの塗り絵企画に参加いたしました

数年前から講読しております、りと さん(id:rito-jh) のブログにて
塗り絵企画が開催されまして、私も参加いたしましたので、
塗り絵の過程や感想など、ここでご紹介していきたいと思います!

はてなブログでのこういった企画には今回初参加でちょっとドキドキでしたが、
りとさんの素敵な線画に色塗りができ、大変嬉しかったです……!

よろしければご覧くださいませ!

 もくじ

 

概要

 企画が書かれた記事がこちら!

rito.gameha.com

りとさんは毎月「GAMEHA.com」さんの扉絵を描いていらっしゃるのですが、
今回はみんなでその線画に塗り絵をしてみよう!という企画です。
(こんなんで説明大丈夫でしょうか……^^;)

 

今更な報告になりますが、りとさんのことは確かとある方の紹介で知ったのが最初だった気がします。
その方はもう、このはてなブログでは活動しておられないので
ここでの言及も難しくなってしまうわけですが……。

りとさんのブログでは、本のご紹介や素敵なイラスト、
その他雑記などを楽しむことができるのですが、
初めて拝読した時、その読みやすさと、本のご紹介を読んで「うわあ面白そう、読んでみたい!!」と思わせる説得力のある文章、そして素晴らしい色彩のイラストの数々に感銘を受け、速攻で読者登録した覚えがあります。

 

では、以下はおまけになりますので、
皆様是非りとさんのブログをご覧くださいませ(※ツッコミ待ち)。

過程

何色にしようかな?~色塗り案検討~

線画を画用紙に出力

基本的にアナログ(色鉛筆)なので、
今回もいつも通り、いつも使っている色鉛筆で挑戦してみました。

なるべく色を綺麗に出したいので、
ポストカードサイズの画用紙に線画を印刷して
塗らせていただきました。

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以前Loftにて大量購入したものの一枚に印刷しました

線画が既に美しく、「おおお……!」と
心の中でため息を漏らしてしまいました(笑)。

 

何色で塗るか考える

取り急ぎ線画を出力してみたはいいものの、
そもそも何色で塗ろうか全く考えてなかったので、
まずは別の用紙で試し塗りをしてみることにしました。

A4の紙に線画を複数印刷し、試しに色を置いてみます。

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デジタルツールを使えば、もう少し手間が省けたでしょうに……。
なぜか手間も時間もかかる、非効率なやり方を選びたがるいとねです。

 

以前、青髪のオリキャラに真っ赤なサンタ衣装を着せたところ、
コントラストの激しさに「う゛ーーん」ってなったことがあったので、
箱太郎さんのは少しくすんだ感じの赤色にしてみました。
紫やワインレッドなんかも混ぜてあると思います。
すなおちゃんはピンクやワインレッド寄りの赤な感じ。

 

すなおちゃん、ピンク似合うしかわいいなあ~って思ったのですが、
GAMEHA.comのキャラ説明(https://www.gameha.com/oc/main.html
を参考にさせていただいた結果、
ど直球にピンクにするよりかは少しワインレッドをまぜ、
「かわいいのが好きなのを隠してるけどやっぱり可愛くなっちゃってる感」
を出してみようとしてみました。
上手くいっていれば良いのですが(笑)

 

色塗り没案:ブラックサンタバージョン

実はこの時、ちょうどお引越しを控えておりました。
何かとやることが多く、心身ともに疲れていたのかもしれません。

この色塗りはそんな私にとっても癒しの時間となっていたのですが、
色塗り案を考えている時、私の中の”何か”が顔を出しました……。

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「ブラックサンタうぇ~い(*'▽')♪」

結局これは没になりましたが、
今回仕上がったものとは別ものとして完成させるつもりでいました(笑)
なぜかブラックサンタを塗ってる時は異様に楽しかったです。
自分でも謎テンションでした。(笑)

後出しになっちゃってあれですが、
もしかしたら後日塗って上げる……かも……?
→2019/12/02※記事作成当日追記:できました。

記事最下部に「おまけ」として追加しましたので、
よろしければご覧ください。
なんかこれハロウィンかな?という具合のホラーテイストになっちゃいました(笑)

いざ、彩色!~繊細な線画に、繊細に(※当社比)塗り重ねる。~

自室だとあんまり集中できなかったので、
近隣のカフェを転々としつつ、合間を縫って少しずつ彩色していきました。

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11月22日時点。カフェベローチェにて。

りとさんの絵は線画からも繊細な感じがすごく伝わってきて、
なんだか色塗りもすっごい慎重になりました(笑)

繊細な絵を壊さぬよう、そっと色を塗り重ねていく……。
それも、普段の自分はやらないことなので、
新しい体験が出来てよかったなあと思っています。

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11月23日時点。

紆余曲折の「背景」

後からPhotoshopで合成しようと思い、
背景は別の紙に描きました。
デジタル絵でレイヤーを作ってやるような作業を、
なぜかアナログ的に実行しているという有様です。

最初はクリスマスの装飾が施されたお部屋に
すなおちゃんと箱太郎さんを置くつもりで考えていました。
そして描いたのがこちらの背景です。

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後日実際に合成してみたものの……
背景がうるさくなってしまいました^^;

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キラキラを追加して誤魔化してみたりもしましたが、
余計にやかましくなっちゃったので(笑)、

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……結局Photoshopのブラシを使ってほわほわ~っとしたオレンジの光(+雪の結晶)
をちりばめた背景にしました。
(※すなおちゃんと箱太郎さんは、原稿スキャン時に少しコントラストの加工を施しています)

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というわけで、最終形態です

 

だれかの絵を塗るのは、難しくて楽しい

高校時代、友人の線画に色塗りをしたことがあり、
その時のことが非常に思い出されました。

あの時、友人の絵に直接触れ、改めて
「ああこいつ(友人)は私とは違う視点を持って絵を描いているんだなあ」
っていうのが分かって、一つ勉強になった記憶があります。

友人には友人の描く独自の線があり、
色塗りも、それに合った塗り方をしている。
(それに合った、というか必然的にそうなるのかもしれませんが)
 
だから、そこにいつもの私の塗りを重ねると、
なんかこう、しっくりこない感じになっちゃうんですよね。

難しいなあーって思いました。

 

でも、そういった経験が一度あったからか、
りとさんの塗り絵については、あまり深く悩んだり、
難しいなあって思った記憶はあまりなく、
むしろ純粋に楽しかった記憶が強いです。

普段の自分以上に繊細な(たぶん)塗りができたと思いますし、
これで(もしかしたら)自分の塗りの引き出しが増えたのかも……?
なんて思っています!

 

ほんと、企画に参加して良かったです。
開催してくださり、ありがとうございました!!

 

おまけの追記:没案ブラックサンタバージョンを完成させてしまいました

やっぱり完成させたかったので、一応締切(?)である12月1日には間に合いませんでしたが、本日没案を完成させましたので、おまけで載せてみます!!

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こちらも同じく、背景のみPhotoshopで作成してみました。
ここから更に、闇の深い感じにしてみます。

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「めり~くるしみま~す(*'▽')♪」

なんか恐ろしいパーティをしてそうな雰囲気に仕上がりました。
……ふざけてしまいすみませんでした。。。
(※とても楽しかったです)

 

最近の落書きまとめ(9~11月)

最後のらくがき更新から最近の間に溜まった落書きを放出してみます。
今回は、オリジナルも版権ものもごった煮です。

 

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5月に描いた落書きに、今更のように色が付きました。

※着色前の絵がある記事↓

fulafulawings.hatenablog.com

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秒針のように、黒い羽が時を刻んでいくイメージ。
回るのは本来歯車のほうじゃないのか。。。

 

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頭の歯車に思考を支配されていて、
心のどこかではそれをわかっていて
でも本人は泣いてる理由がよくわからない。
「傀儡の姫君」

 

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「孤独」って
自分で創り出していくものなのかもしれないな、
などと思ってみたり。

 


ここから版権ものです。

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「お菓子と、少しのラブをください。」

 

そのうち当ブログにも感想書こうかなーと思っているゲーム
moon」。……の、主人公ばかり描いてた10月でした。

oniongames.jp

PS1のゲームでしたが、10月10日よりNintendo Switchで配信開始。
元々私が幼い頃父が遊んでいるのを見たことがあり、
妙に記憶に残っていたゲームでした。

メールにて父に報告したところ。
いとね「moon配信されるって」
父「懐かしいなー。ぜひ遊んでください」

てなわけで、父のお薦めを素直に受けて遊んで見たところ、
自分でもびっくりするくらいツボにはまって抜けなくなっておりました。
ポケモンの新作が発売された今も、ゆるゆると遊んでおります。

 

なぜか勝手にカービィとコラボさせ始める。

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10月29日

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今年の首藤剛志さん追悼絵。
画面右にいるのは、「永遠のフィレーナ」という小説の主人公の
フィレーナさんです。後ろ姿ですら全然似てませんが……。

永遠のフィレーナ」は首藤さんが1984年から『アニメージュ』にて連載を開始した小説。全9巻の文庫本となって発売されました。

※1,2巻はなぜか画像なしだったので3巻を貼り付けます。

その文庫本(※絶版)を某大手サイトからひたすら取り寄せ、
「フィレーナ」を読み進めました。
もうすぐ全9巻を読み終えることができそうです。

作品のテーマとしても、「ミュウツーの逆襲」に通じるところをすごく感じる小説です。

海を見つめながら、「自分とは何か?」を問い続けるフィレーナの姿が、
どうもあの映画のミュウツーと重なって仕方がなかったです。

そういうわけで、勝手にコラボさせてしまいました。

こちらも、全巻読破できたら感想書きたいなあなんて思っています。


しなくてもいい個人的な報告:
鬱気味な絵ばかりここに吐き出しておりましたが、
その元凶(?)となっていた会社を退職しました\(^o^)/

だからなのか、あの時のような鬱屈とした絵は比較的少なくなったのかな?
という感じです。

与えられた時間を、雑誌「ニンテンドードリーム」への投稿に使ってみたりとか、
何かしらの応募作品を作っていた時間が多かった印象なので、
こまごまとした落書きも減ってる感じです。

なお、前回お知らせした10月号から連続で掲載されており、
今月発売の1月号にも投稿が掲載されましたので、
もしよろしければお手に取って下されば幸いです。
もちろん、雑誌の中身も付録も大変充実しております(※謎の宣伝タイム)。

Nintendo DREAM 2020年 01 月号 [雑誌]

Nintendo DREAM 2020年 01 月号 [雑誌]

 

 
いよいよ年の瀬が迫ってまいりましたが、
来年ももっと精進していきたいです。

アニメ「ノワール」感想。暗殺の中で揺らぐ「自己」と「愛」?

NOIR (ノワール) Remastered BD-BOX [Blu-ray]

9月ごろから10月にかけ、dアニメストアにて「ノワール」というアニメを視聴しました。
ストーリーの難解さや暗さはあるものの、雰囲気や楽曲、メインヒロインには不思議と惹きつけられるアニメでした。
人を選ぶ作品だとは思いますが、一通り視聴したので感想述べさせていただきます!

 

 *もくじ

 

アニメをみたきっかけ

たぶんdアニメストアで偶然見つけたんだと思います。
制服を着た、あどけない瞳の少女が、銃を構えて立っている――
dアニメストアでのメインイラストにもぐっと惹きつけられました。

キャストを見てみると、三石琴乃さんや久川綾さんなど、
私が好きな方ばかりだったので、声優さん目当てでもありました。
見るからにダークな世界観のアニメなのに、
なぜかTARAKOさんのお名前があったのも非常に気になったポイントでした。

作品紹介

「少女と銃」をテーマに、「フィルム・ノワール」的に描いた作品。
黒社会に翻弄されながらも、己の宿命と戦い続けた少女たちの物語。
(こんな解説で良いのか、いまいち自信がない)

anime.dmkt-sp.jp

監督は真下耕一さん、音楽は梶浦由紀さん。
アニメ版ツバサクロニクルも、このお二方のタッグでした。
作品の雰囲気も、よくも悪くも「ツバサクロニクル」って感じでした。
(……個人的にはアニメ版ツバサは、なんとなく間延びした空気感があんまり好きになれませんでした。。。この「ノワール」も若干そんなところがありますが、作風のおかげか「ツバサ」ほどは気になりませんでした)


劇中のBGMがまた、静謐でありながら時に激しく、
この作品の雰囲気を良い意味で引き立てていました。
思わずサントラをレンタルしちゃったくらいには好きです。

ノワール ― オリジナル・サウンドトラック II

ノワール ― オリジナル・サウンドトラック II

 

 ▼このアルバムの為に収録された、作中の声優陣によるボーカル曲(劇中のBGMに日本語詞をつけたもの)までありびっくりしました。

ノワール blanc dans NOIR ?黒の中の白?

ノワール blanc dans NOIR ?黒の中の白?

 

 

感想:霧香に魅了されました

第10話 真のノワール

主人公・霧香心理的葛藤が(個人的に)非常に刺さった、というのが一番の感想です。

 

「わたし、人を殺せる。こんなに、簡単に。
なのに、わたし……どうして悲しくないの」(第1話より)

記憶を失っていた霧香は、なぜか「簡単に人を殺せる」能力を持っていました。
しかし「人を殺せること」を「悲しい」と思えない。
涙を流しながらそう語る姿が、非常に印象的です。


自分が何なのか分からないまま、しかし自分に関する手がかりを掴むため、
もう一人の主人公・ミレイユと共に、依頼された暗殺の仕事をこなして行く霧香。
その表情には、どことなく悲しげな雰囲気が漂っています。
……そんな霧香に、私はすっかり魅了されていました。

 
物語終盤、失われていた霧香の記憶が少しずつ目覚めていき、
暗殺者としての残酷な表情(公式名称「黒霧香」)も顔を出すようになりますが、

第24話 暗黒回帰

「黒」い霧香と、
そうでない霧香を行き来しながら、
彼女の葛藤は続きます。
相棒・ミレイユとの間に生まれた「何か」が、霧香を強く揺さぶっていくのです……。

 

第4話 波の音

ミレイユ(画像手前金髪の女性)は暗殺者のプロとして活動する大人なお姉さんって感じだけれども、
この作品に登場するメインのヒロインの中では一番「人間臭さ」が感じられるキャラだったと思いました。そういうところが逆に好印象でしたね〜。

 

第11話 月下之茶宴

謎の多いクロエという少女も、彼女の運命を思うとなんとも悲しい気持ちになります。彼女も彼女で孤独だったんだと思うとね……。

 

第20話 罪の中の罪

アルテナ様は、過去についてもう少し説明が欲しかったなあーという感じ。
慈母のような立ち居振る舞いでありながら、死の女神とでもいうような残酷さも併せ持っており、ラスボス感半端ないお方でした。
そして何より、彼女の声をTARAKOさんが担当されているというのが衝撃ですね。
おなじみの「ちびまる子ちゃん」からは想像もできないくらい、
おしとやかで高貴な大人の女性のお声で、それはもう素敵でした。
(※コジコジでもその声を聞くことができるので、ある程度聞き慣れてはいたものの、やっぱり声優さんてすごいなあと思わざるを得ません)

 

メインキャラクターが魅力的なので、
彼女たちの心理的葛藤みたいな部分が響く人にはいいんじゃないかなーと思います!

 

とりあえず1話をご覧になっていただき、合いそうだったら続きを見る、
みたいな感じがいいんじゃないかなーと思います。

 

では、お読みいただきありがとうございました^^