ぽわぽわPこと椎名もたさんの楽曲に(唐突に)はまった3月
ここ最近、「椎名もた」さんと言う方の楽曲にめちゃくちゃはまってます。
彼の曲を知ったきっかけは、sasakure.UKさんプロデュースのバンド「有形ランペイジ」による、「ストロボラスト」のアレンジ版でした。
有形ランペイジ (UKRampage) - ストロボラスト feat. 三森すずこ (Strobelast)
「ストロボラスト」はもたさんの代表曲の一つといっても良いかと思います。
聞いたことがある、と言う方もいるかもしれません。
色んな方が仰っていますが、私も、彼の曲を知ったのがなぜ亡くなった後になってしまったのだろうかと……。
それだけが心残りですね。。。
彼の詞が、音楽が、今の自分にすごく響いてきて、毎日のように聴いています。
もたさんの曲は、詞がどこか悲しく、切ないけれど、曲調は明るかったり、優しかったり、かといえばロックだったり。
歌を聴くと、どうやらもたさんは、生きることとか、大人になることとか、
色んな事で悩んでいたような形跡が読み取れます。
2015年の夏、20歳で亡くなられてしまったもたさん。
もたさんが亡くなったその夏は、私が20歳を迎えたばかりの夏でもありました。
20を超えて数年経ち、20歳の頃の記憶も、もう遠くへ行ってしまいそうですが、
私は未だに大人になれていない気がします。
まだ、大人と子どもの間で、揺られ続けているような。
だからこそ、もたさんの曲が、20を超えた今でも突き刺さったり、
逆に癒されたりするのかなと思います。
「誰かが生きてく一秒ずつ
言葉にできたならば
僕は生きてく気がするのさ。
言葉をばらまくように」
ストロボラストの一節です。
この詩を聴くだけでも、なんだか私も、生きてけるような気がして、
前を向けるような気がします。