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お絵かき、ゲーム、アニメの感想など気ままに書いてます

ずっと気になっていたダイスケの「tsumugu」をDLしました(今更感)

 

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ダイスケさん。私の好きなアーティストの一人です。

1988年生まれの、若きシンガーソングライター。
朝の日テレの情報番組「ZIP!」がまだ始まったばかりの頃、
「スマイルキャラバン」というコーナーでレギュラー出演していました。
そのコーナーで、お茶の間に癒しと素敵な歌を提供してきた彼。
「ズームイン!SUPER」から続けて「ZIP!」に乗り換えた私たち一家でしたが、家族でダイスケのファンになりました。

……あの事件さえなかったらと思いますが……。

特徴的な歌声と、非常に個性的な詞も魅力的ですが、ダイスケさんが描くイラストも本当に独創的で、一人のアーティストとして非常に尊敬しております。


以下のリンクは去年秋まで更新されていたご本人のブログ。ヘッダーに素敵なイラストが載っているのでぜひご覧ください。

 

ameblo.jp

今回ご紹介するのは、ダイスケさんの3枚目のアルバム「tsumugu」。

発売されたのはもう4年も前なので、今更感がすごいのですが、非常に良い曲がたくさん詰まっていたので、ここでご紹介させていただきます。

個人的に特に 気に入った曲を挙げさせてもらいます!

 

一曲目の「ドレミ」

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わーい、公式でMVが上がってる!

よく耳になじんだ「ドレミの歌」をダイスケ流にアレンジした一曲。

ダイスケのセンスが光っていて一撃で聞きほれました。

 

「ドレミファソラシド♪」
 「ドはどうしようもないのド、シは知りたくないよのシ……」
 Aパートはネガティブな言葉が続いていく。
 しかし、Bパートでそれは前向きな言葉へと変わっていく。
 「ドはどうにかなるさのド。シは幸せしっかり……」

 

ネガティブな気持ちばかりでどうしようもない時もある。
そんな気持ちに寄り添うのがAパートだとしたら、Bパートは……
気持ちが沈んでる時に聴くと、この歌に合わせて暗い気分も少しずつ上げていくことが
できるように思います。

 

三曲目「夏めく坂道」

夏めく坂道

んんん……公式動画がないいい……画像はAmazonのリンクなのでそこから視聴してみて下さい^^;

ポケットモンスター ベストウィッシュ(デコロラ)」で使われた曲。
ちょうどアニポケを見なくなった時期の主題歌だったので、後から知って
「えっ、ダイスケさんが歌ってたの!?まじで!?」
と、リアルタイムで見られなかったことをちょっと後悔しました^^;

本人のブログでの紹介にもあるように、王道のサマーポップチューンといった感じ。
ザ・夏!!青春!!って感じの、明るく気分も上がる一曲です。

ちなみに親に聴かせたところ、父も「良い曲だね!」と言ってくれ好評でした👍

 

七曲目「Monster」

これも曲(動画)のリンクを貼りたいところですが公式が……ない……

「自慢の仮面を被って僕は今日もほら笑ってる」
「仮面の下から聴こえる声にはノイズキャンセル機能です」
「笑ってるようで奥底で泣いてるの」


 聴いててすごく刺さる一曲です。

 誰かに嫌われることが怖くて、
 相手が怖くて、
 偽りの自分を作ってしまう。
 
 ……仮面の自分を作って生きている。
 そんなことに初めて気づいたのは、小学校の高学年くらいの時だったかと思います。

 幼い頃から自分を偽ることに慣れてしまっていて、実は今も抜け出せていない……

 「見栄はって 見えなくなって 本当の君が泣いている」

 分かってはいるんですけどね……。


「本当の君を見せてよ」、的な。
ダイスケさんの他の曲にも見られるフレーズです。
ダイスケさんの歌を聴いては励まされ、また駄目だーってなり、また励まされ……
その繰り返しです(苦笑)

本当の自分をさらけ出せるまでまだ遠い気がするけれど、
こうして優しく励ましてくれる曲があるだけまだいいなと思います。

変われなきゃ、意味がないけれども(笑)

 

 

この他にも2曲目の「パプリカ」とか、このアルバム以前には見られなかったラップ調の曲で「新しいなあ」と思ったり、5曲目の「キミは太陽」なんかはキマグレンのISEKIさんとのコラボだったりと、2ndアルバム以前には見られなかった曲が詰まっておりました。

 

この記事を見て、少しでもダイスケさんに興味を持ってもらえたら嬉しいなあと思います。

 

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おまけ。

実は最近、「コジコジ」の影響でホフディランにもはまり始めました。

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コジコジ銀座」が聴きたくてこのアルバムを借りたのですが、このアルバム自体が凝った構成になっていてとても面白かったのです。

アルバム名にもなっている「JAILHOUSE」の意味は「刑務所」。

これまでに発表した曲は、牢獄の中で作曲と言う名の強制労働をされた中で書いたもの……という設定で、小宮山さんと渡辺さんによる裏話(?)も聞けます。

 

曲としては「極楽はどこだ」という曲が非常に気に入っていて、
ここのところ連日のように聴きまくっております(笑)

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作曲にしても人生にしても、牢獄の中で極楽を目指してひたすらあがくようなもの……

なのかもしれないですね。

「コジコジ」にはまっています

いつものことながらご無沙汰しています、いとねです。
あやうく今月の更新がゼロになりそうなところでしたが、
なんとか文章がまとまりそうになったので投稿してみようと思います。

 

これを読んでくださってる皆さんは、「コジコジ」という作品をご存じでしょうか?

 

コジコジ 1 (りぼんマスコットコミックス)

コジコジ 1 (りぼんマスコットコミックス)

 

 

どこかで見たことのある画風だと思います。
ちびまる子ちゃんの作者でお馴染み、さくらももこ先生の作品ですね。

 

この作品はアニメにもなっていて、幼い頃VHSで見た記憶がぼんやりと残っていました。

いつものようにdアニメストアを起動させ、「新着」という項目を見てみたら、

いつの間にかコジコジが入っていたのでびっくりしました。

思わず懐かしい気持ちになり、早速見てみました。

 

で、見た感想。

「こんなんだっけ??」

因みに、母にも見せてみましたが、やはり同じ反応をされました(笑)

 

 

コジコジ ポーチ (コジコジとタコ) 約13×20cm

コジコジ」。

さくらももこ先生のかわいらしい画風でありながら、
話の内容というか、ギャグの方向性はとっても大人向けです(笑)

不条理な現代社会を生きる大人たちにとってはある意味癒しにもなるんじゃないかと、

コジコジを見ていると思ってしまいます。

 

 

コジコジの魅力を紹介しているとまた文章量が長くなってしまいそうなので、
個人的に一番インパクトのあった第1話の一部分を事例に挙げさせていただこうかと思います。

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(ご親切にも(?)、日本アニメーション公式の「コジコジ」チャンネルがYoutubeにあって、なんと第1話は無料で見ることができます!!)

 

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(こちらは場面別に編集されたバージョン。こちらも公式です)

 

いつも遊んでばかりで、テストでも脅威の「ー5点」を取ってしまったコジコジ
(なぜ”マイナス”なのかは、作品を見て確認していただければと思います^^;)

先生に呼び出され、お叱りを受けるも全く動じない。
毎日何をやってるんだと聞かれ、コジコジはこう答える。

「空飛んで遊んで―、そんでお菓子たべて山で遊んだり―、(以下省略)あと寝たりしてるよ」

「遊んで食べて寝てばかりじゃないか!」

「ふぇ?悪いの?遊んで食べて寝てちゃだめー?」

「盗みや殺しや詐欺なんかしてないよ。遊んで食べて寝てるだけだよ。何で悪いのー?」

 

聞いていただくと分かるのですが、コジコジの声すっごい可愛いんですよ。
見た目もそうですが……
喋り方ものんきな感じなのに、その口調で「盗みや殺しや詐欺うんぬんっていうのがすっごいインパクトで(笑)

かと思いきや、 コジコジがすごく哲学的なセリフを発することもあるので、
それもまた興味深いなと思うわけです。

第一話には、「コジコジ」のナンセンスなギャグと哲学性が凝縮されているなと思います。

 

1話がとても強烈だったので、これ以降コジコジの台詞が楽しみになってしまって、
今も継続して見ております。
うっかり原作本まで買ってしまう始末。

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さくらももこ先生のギャグセンス、本当に天才的だなあと思いますw

 

公式Youtubeがかなり頑張っているので、もし気になった方がいたらご覧くださいw

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では、明日も(日付超えましたが……)コジコジを見ることを楽しみに研修頑張ってきます。