これまでに観てきたポケモン映画の思い出と率直な感想(前編:2000~2008)。
本日からポケモン映画20作目「劇場版ポケットモンスター きみにきめた!」の放映が開始されましたね。
行こうか行くまいか……かなり迷いましたが、今回は見送ることにしました。
あとでDVDが出たらじっくり観てみようかと思っています。
そんな今日にちなんだわけでもないのですが、
(記事の下書きはできあがっていたのですが、投稿する時間を見つけられなかったのです……ずれこんでたまたま今日になりました^^;)
記念すべき20作目到達ということで、私がこれまでに観たポケモン映画について、当時の思い出(後から再度観た場合はその時のことも)と感想を簡単に語っていこうかと思います(簡単に語るって変な日本語だな……)。
長ーい記事になりそうなので、前後編で分けてみることにしました。
こちらの前編では、私が実際に映画館で観たものについて感想を述べていくことにします。
※後の作品になればなるほど感想が短くなっていきますのでご注意ください……。
結晶塔の帝王 ENTEI
初めて映画館で観たポケモン映画でした。観たのは私がかなり幼い頃なので、当時抱いた感想とかはよく覚えていないのですが……。サトシのママがさらわれたり、主人公サイドと対立する相手が、サトシよりもずっと幼い女の子であるミーちゃんだったりと、設定が斬新だなあと幼心に思った……はずですw
後になってからもう一度観ると、エンテイが自分の父と重なって見えました……。
首藤さんのコラムも読みましたが、この映画にはお父さんへの応援の意味もこもっているとかいないとか……。
首藤さん自身も、娘さんを持つお父様だったのですよね。
また父にも観てもらいたいなあと思いました。
時を超えた遭遇 セレビィ
この映画観てからセレビィ大好きになりました。
ぬいぐるみを常に持ち歩いていましたね。
ある日の花火大会で出会った子と遊んでいるうちにぬいぐるみの羽がもげてしまい、大泣きしたのも、今となっては良い思い出です!(笑)
劇中のかわいらしいセレビィのしぐさも印象的でしたが、ファントムと化してしまったセレビィを必死で説得(?)するサトシ君とユキナリ君のシーンがとても強く印象に残っていました。
スイクンもかっこよかったなあ。
これもだいぶ後になってからもう一度観ました。
改めて見て印象に残ったのは、瀕死のセレビィに木の実を与えようとするも、セレビィの口元から(サトシ君の指先から)弾かれるように木の実が転がり落ちる……という一連のアニメーション。強烈に切なかったです。
作品のテーマ的にも、自然との関わりを考えるいい材料になりそうですね。
……このテーマについては、映画を観た当時まだ幼かった自分は何も感じ取れなかったようですが!!(苦笑)
……映画のパンフレット買ったはずなんだけど、どこへ行っちゃったんだろう……。
映画を観た後、サトシとピカチュウが壁に向かって歩いていき、消えていく(秘密の庭へ行く)場面を夢にまで見ました(笑)
当時はラティアスのかわいらしさやその不思議な能力(「ゆめうつし」とか、人間の姿になれるとか)、美しい世界観を楽しんで見ていました。ストーリーの細かい部分はあんまり頭に入ってこなかったと思います(苦笑)
創作の物語にラティアスそっくりなキャラクターを作って描いたりとかもしていましたねー。
そしてこれもまた最近になってDVDで観ました。
……当時、ラティオスが結局どうなったのかあまりよく理解できていなかったのですが(消えたはずなのにエンディングで出てきているため、混乱してしまった模様)、もう一度観たことでようやく理解できました^^;
「こころのしずく」、深く考えるとなんだか複雑な気分になってきます……。
怪盗姉妹も面白いキャラクターをしているなあと思え、子どもの時には目が行かなかった魅力にも気付けました。
七夜の願い星 ジラーチ
これも忘れられない映画になりましたねー。
この頃小学生だったと思いますが、「ジラーチ」の物語を模倣した作品をいくつも描いてましたw
無邪気なジラーチがとても可愛らしかったですし、7日間しか一緒にいられないという切なさ、最後には敵味方関係なく共に危機に立ち向かっていく物語が、子供心にもいい感じに響いていたのではないかと思います(最後が雑な感想)
映画館での思い出。
映画を観る前、入場者特典でもらったポストカードを見ながら父と話をしていました。
「ジラーチのお腹のこれってなんだろう?」
すると、となりに座っていた男の子が独り言をつぶやくように、映画のネタバレ要素をぼそぼそとしゃべり出してしまいました(笑)
聞こえないふりをして父とおしゃべりを続けていたのですが、あきらかに隣の男の子はこちらを意識してしゃべりかけてきていましたね(笑)
七夕の時期になるとTSUTAYAのレンタルコーナーから「ジラーチ」が消えていることが多いですねw
時間が経つとまた観たくなる作品で、これもやっぱり後になってもう一回観ました。
壮大な音楽とともに移動遊園地ができあがっていく最初の場面がすごく好きです!
裂空の訪問者 デオキシス
…… ……。
ほんとにごめんなさい。覚えてないんです(泣)
前年公開のジラーチと翌年のルカリオははっきりと印象に残っているのに、これだけどういうわけか自分の記憶からすっぽり抜け落ちてしまっていて……。
数年前にAmzonで「劇場版 ポケットモンスター 全映画パーフェクトガイド(小学館)」を購入したのですが、この本でデオキシスのストーリーを読みなおしてようやく思い出した次第です……。
あ、ただトオイ君はとても印象に残っていますね。
淡い色調のせいかどことなく儚く、か弱い印象でした。ポケモンがすっごく苦手というキャラクターもある意味個性的で面白かったのかも。最後はプラスル・マイナンと仲良くなっていました……よね?(汗)
これも後で見直すぐらいには好きでした。
スマブラXでのルカリオ参戦もすごくうれしくて、その勢いで再び視聴した記憶があります。
ここまで書いていると思うのは、幼い頃に観て好きになった作品ってやっぱり、作品のもつ雰囲気が魅力的なものだったものが多かったなあと。
物語はよく分かっていなかったけれど、作品の世界観とかがなんとなく好きだった。
ルカリオもそんな感じだと思います。
最後の切ない展開は、やっぱり強く記憶に残りますね。
スタッフロールでアーロンと一緒にチョコを食べ、満面の笑みになっているルカリオを見て、観てる側としても嬉しい気持ちになりました。
これも中身を忘れつつありますね……。
最近CDで音楽を聴いたことで少しは思い出してきましたが。
ハルカとマナフィの親子のような関係性に心温まったような気がします(
あとは「海の王冠」がすっごく綺麗だったような記憶が。
ポケモン愛がすごい友人がいるのですが、彼女の家ではキッズステーションを見ることができて、ある日彼女の家に遊びに行った際、一緒に「マナフィ」を見た覚えがあります。
なのですが、変なところで笑うようになる中坊の時のことだったので、最初の場面でヒトデマンが「ヘアッ!!」と言う場面だけをひたすら繰り返して再生し、ひたすら爆笑するというわけのわからないことをしていた思い出がありますwww
だめだ、これもう一回観たら笑っちゃいそうだな……w
「パルキアのバカヤロー!!」がネタになってると知ったのは観てから何年も経った後のことでしたとさ。
ダークライがカッコよかったですね。
アルベルト男爵がべロベルトになっちゃう場面とかを何故か覚えていたり……w
ダークライの過去や、ストーリーの鍵を握るオラシオンがとても印象的でした。
氷空の花束 シェイミ
映画館で観た最後のポケモン映画です。
この頃、私は思春期真っただ中。
母親に「そろそろ(ポケモンのアニメ映画は)卒業しなさい」と言われてしまい、これで最後にしますと約束して父と二人で観に行きました。
もうこの頃にはポケモンのアニメもあまり見なくなっていましたが、ポケモン映画の雰囲気はとても好きだったので、映画だけは観ておきたいなあと思っていた記憶があります。
しばらくアニメから離れていたため、映画を観ていたらなんだか懐かしい感覚を覚ました。
映画前半の随所に盛り込まれたギャグシーンを見ていると、「やっぱりアニメのポケモンって面白いよなあ」としみじみ思ったのでした。久々にポケモンのアニメに触れて、心がほっこりしたような記憶がありますね。
ここまでご覧いただき、ありがとうございました!
後編は「ミュウツーの逆襲」と「ルギア爆誕」、地上波で途中から観た「神速のゲノセクト」について書いていこうと思います!
(作品数的に分け方がおかしいかもですが……w)