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お絵かき、ゲーム、アニメの感想など気ままに書いてます

嘘と本当

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エイプリルフールの日(つまり昨日w)、ふいに頭に浮かんだので描いてみました。

最近では「嘘の戦争」ってドラマもありましたが(1話しか見ませんでしたがね)、

「嘘」ってこう、人間の本質的な部分に迫れそうというか。作品の題材として扱うには面白いテーマだと思います。

 

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アニメ劇伴CDの紹介。(アニポケ20周年ということで)

 

ああ、4月になってしまった。。。

今日でアニメのポケモンの放送がちょうど20年目なんだとか。

そんなわけで、アニメ劇伴CDの感想を書こうとしております。

 

以下、以前Miiverseに投稿したものの(ほぼ)コピペとなります。。。

Miiverseへの投稿日:2016/11/13 20:37 

 

初期アニポケの劇伴音楽のCDを買いました。布団で寝てるピカチュウが、ジャケット裏の真ん中にポツンと描かれています(笑) 

何年か前に初期〜ダイパまでのアニメ劇伴をまとめたCDも出ています↓

こちらが、新しい方の劇伴BGM集。アニメオリジナルの曲を集めたもの(下)と、ゲーム内の曲をアレンジしたもの(上)の2種類(それぞれ2枚組)がありますが、アニメオリジナル楽曲(下)は曲名がついておらず、使われていた年代とアルファベット+数字が割り振られているだけで、ぱっと見でどれがどの曲なのかさっぱり分かりません……

 

ですが、今回購入したCDにはちゃんと名前がつけられています。

ロケット団登場のBGMだったら「なんだかんだと聞かれたら……」という曲名。

非常に分かりやすいです(笑)

名前がないのもかえっていいのかなあとは思うのですが、やっぱり名前がついていると分かりやすくていいですね。 収録曲も、アニメオリジナル楽曲とゲームアレンジの楽曲がごちゃ混ぜになって入っており、オリジナルとアレンジ音源を交互に聞くのも面白いなあと思いました。

 

このCDの一番の特徴は、それぞれの楽曲のラストに流れる音声解説ではないかと思います。ポケモン図鑑風の解説で、

「使用はかなりまれ」とか

「こんなシーンでよく使われた」、「何話のこういったシーンで使われた」

という風に、非常に丁寧に解説してくれます。

実際に使用されたのは何話なのか、具体的な数字を示して説明しているのがすごいなあと思いました。

それだけでなく割とおふざけも入っていて、かなり笑いました。

例えば、

「この曲が流れている間はロケット団は名前を名乗ることができない」 (※ロケット団がこそこそ動いてる時の曲)

「なぜロケット団の方にだけ名前のついたテーマ曲が多いのか。解明が待たれる」

「巨大なポケモンが登場するシーンで使われた。また、クチバジムでのマチス登場シーンにも使われた。だが、マチスポケモンではない。念のため。」など(笑)

あまりにも登場シーンが多すぎる曲は、「第○話 〜〜(タイトルや使われたシーン)、第○話〜」……といくつか読み上げながら途中でフェードアウトしていきましたwww

字面で見るとあんまり面白さが伝わらないなーという感じですが、ポケモン図鑑風に機械的に読み上げてるのがとてもシュールでして(笑)

 

また、収録曲が流れた「名場面」をまとめたブックレットまでついていました。音声解説とだいたい中身は一緒ですが、時々ムサシのセリフという形で解説が入っていたりと(「〜by ムサシ」といった感じで)、こちらもなかなか楽しめます(笑)

 

現在アニメ劇伴CDはダイパまでしか出てないようですが、それ以降の音楽もCDで出してほしいところですね。ダイパ以降のアニメを見ていない者が言うのも難ですが。需要はあると思います。 宮崎慎二さんの楽曲は個人的にすごく好きなので、アニメは見てなくてもBGMはすごく聞いてみたいです。

 

……以上、古い投稿のコピペでしたw

うーん、コピペで楽するつもりが、商品紹介のリンク貼ったり文章いじったりしてたらわりと時間かかっちゃった。

初めてアニメの劇伴CDを聞いた時(この投稿で紹介していたものではなく、後から出された新しいCDで聞きました。なお、TSUTAYAでレンタル。)は懐かしさで胸がいっぱいになったような感じでした。一曲一曲が本当に懐かしくて……ピカチュウがさらわれる時によく流れる危機感のあるBGMとか、「続くったら、続く!」な場面で流れる明るいBGMとか……(笑)「ああ、あの時よく聞いてたよなあ」なんて思いながら。

細かいエピソードはもう覚えちゃいないのですが、曲だけはしっかり覚えていたのでした。

 

懐かしさに浸る点でいえばこちらもおすすめ(笑)

 

めざせポケモンマスター」からダイヤモンドパールの一番最初までのOP・EDのノンクレジットの映像が一挙に見られてしまう素晴らしいDVDです(笑)メニューまわりとか完全子供向けではありますが、大人から見てもかわいらしく、癒される画面なのでよしb

カラオケでもよくアニメのポケモンの歌を歌ってしまうことが多いのですが、そこで懐かしのオープニング・エンディング映像を見ているうちに「じっくり見たいなあ……」という気持ちが生まれてしまい、この商品に手を出してしまいました(笑)後悔はしていませんw

 

 

 

(2017年6月28日 記事のタイトル、冒頭部分を変更致しました。)

本当はこの日「ポケんち」の20周年特集を見ていたのでその感想を書きたかったようなのですが、そこまでの元気がなかったようで(嫌な予感は当たり、次の日には熱を出しました)、それでもこの日に何かを残したくて無理矢理CDの感想(のコピペ)を記事にしたようです。

なぜかこの記事が「めざせポケモンマスター 20th anniversary」という単語でGoogle検索によく引っかかっているようです。

タイトルがちょっと紛らわしく、アニポケ本編の思い出話について語っているものだと思って来られた方ががっかりされているのではないか?という漠然とした不安を感じたので変更を加えてみました。

「大人になるってなんだろう??」-『魔法のプリンセスミンキーモモ 夢の中の輪舞』を見ました

dアニメストアにて、すでにミンキーモモ第二期(通称「海モモ」)の視聴に入っていますが、第一期(通称「空モモ」)放送開始から3年後に出されたOVA「夢の中の輪舞」をまだ見ていなかったので、視聴させていただきました。

通常のテレビ放送だけでなく、OVA(=番外編)までちゃんと見られるようになっているのはとてもありがたいですね。

元々は映画公開が予定されていたそうで、作画や演出にかなり気合が入っているのが伝わってきました(笑)

感想を書いていたらかなり長くなってしまったので、お暇な方で興味を持っていただいた方のみ読んでいただければと思います……。

 

「夢の中の輪舞」は、「大人になるって何だろう?」を考えさせられるようなお話でした。

 

南極旅行へ向かったはずの(モモの)パパとママが乗った飛行機が行方不明になり、急いで行方不明地点の「南の真ん中島(確かこういう名前だったと思いますw)」へ向かったモモたち。そこには、(子供に戻りたい、という願望を持った)大人たちがみんな子どもになってしまう不思議な国があった……

ざっくりしたあらすじはこんな感じです。

この国でリーダー的な役割を果たしているペーター(外見も中身もほぼピーターパンって感じです)は、大人は汚いやり方ばかりする、大人になれば子どものころの心は忘れてしまう、そうならないためには子供で居続けるしかないんだ、と主張。

だけれど、モモには(ペーターが)大事なことから逃げているように見えるようで。

「大人になれるからこそ夢を持てるんだと思う」と言います。

 

物語中盤、この島のエネルギー(子供になってしまう力→手に入れられたなら不老不死になれる!!)に目を付けた外界の大人たちが島にある子どもの国にどんどん攻め入ってきます。

……「大人になれるからこそ夢を持てる」というモモちゃんの希望あるセリフがあったあとにこの展開。

既に年齢的にはとっくに大人になってしまった私としては、モモちゃんの言葉に(心の中で)頷いていたのですが、結局は(子どもの国が)大人の理不尽に蹂躙されてしまう展開に、胸が苦しくなるような……「うっ」っていう感じでしたね(苦笑)

その後は爆撃で街が破壊されていき、がれきの中で逃げ遅れた子どもが泣いていたり、道端にボロボロになって置き去りにされたぬいぐるみが映されたり……

ニュース映像で紛争が起こっている地域の映像を何度か見たことがありますが、そういった映像を思い起こさせるような場面でした。

 

ペーターたちは「最終兵器」をフル稼働。「子どもになる」エネルギーを最大活用して、やってきた大人たちをみんな子どもにしてしまおうという魂胆です。モモちゃんも協力することに。

(この手前、「大人たちだって話せばわかる、だってみんな元は子どもだったんだから」とモモちゃんは言いますが、「だからこそいったん子供に戻ってもらおうと思うんだ」とペーターが言います。)

大人(本格的な戦闘機に乗っている)VS子ども(おもちゃの飛行機で応戦)の戦いが描かれます。子どもになるエネルギーを浴びた大人たちは、子どもに戻るとたちまち童心に帰って(戦闘を放棄して)遊びはじめてしまいます。

戦闘場面はギャグっぽく描かれていた感じなのですが、ミサイルが飛び交う場面は正直今見ると笑えない場面だなあと思ってしまいます……。

軍事ネタは当時放映されたアニメ本編にもありましたが(厳密には軍事ネタを扱った映画のパロディだったそうですが)、この時代軍事ネタもアニメで扱えてしまっていたのが今考えるとすごいなあと思ってしまいますね。今じゃとてもできないですよね……。

 

戦闘が終わったあと、ペーターは子どもに戻った大人たちをみんなもとに戻して、元いた場所に帰してしまいます。
そして、「もう一度ぼくはこどもの国をどこかで作るよ」と言い残し、どこかへ去っていきます……

今までのことは、全部なかったことにして、また新しくやり直す。
最後の最後は、「まあ、色々あって、いいんじゃない?」で終わる


大人になるのは悪いことなのか?結局、大人になったら子供心は消え去ってしまうものなのか?大人になったら夢は持てなくなってしまうのか??

……映像から考えさせられる点は色々あったのですが、結局、このお話の中では結論らしい結論はありませんでした。
首藤さんらしいと言えば、そうなのかもしれません。あえて結論(メッセージ)は主張しないんですよね。
たぶん、見た人に(作中のテーマについて)考えて欲しいっていうことなんだと思います。

 

オチの付け方も『ミュウツーの逆襲』によく似ていると思いました(笑)
終わりとしてはすっきり、ハッピーエンドで終わっているように見えるのに、何か心にひっかかる。
心にひっかかる何かを残していってくれるのが首藤さんの作品なんだろうと思います。
それがまあ、人によっては「何が言いたかったんだこれ??」となってしまうのでしょうけれど……。
私としては、自分の中で考える材料を残してくれる作品のほうが、色々考察のし甲斐があって楽しいと思うようです。


確かに「大人」になるのは……どちらかというとなりたくないなあと思いますが、かといって、今更子供に戻りたいとも思いません。(正直、自分の場合は子ども時代に苦労が多かったように思うので、あの苦労をもう一度味わわないといけないのか!?なんて考えると今のままがいいやって思いますw)
ただ、子どもと分かり合える大人ではありたいなあと思うわけです(笑)
今はまだ子どもの頃の心が残っているほうだとは思うのですが、この先も捨てずに持っておきたいなあと思っています。
周りからは笑われるかもしれないし、嫌な思いもするかもしれないけれど。
子どもの頃にした経験っていうのが今の自分を作っているわけだし……
なんとなくまだモヤモヤしていますが、「子どもの時に持っていた思いは捨てないでいよう!!」と改めて思ったのでした(笑)

長々と書いてしまいましたが、ここまで読んでくださった方がいらっしゃいましたら本当にありがとうございました。