「*ハロー、プラネット。」に今更はまっています
「*ハロー、プラネット。」
名前だけ知ってる程度の曲でしたが、先日友人から色々教えてもらいためしに聞いたところ、歌詞や映像など気になる点がどんどん出てきて、関連曲もついでに全部聴いてしまいました。公開されたのがもうだいぶ前みたいなので、今さら感すごいですが。
↓ブラザーさんによるアニメバージョン。不覚にも泣いてしまいました……。
ドット絵大好きな人(あるいはその世代)にはたまらん曲ですね。。。
ピコピコの音楽と映像がかわいらしい反面、ストーリーはとても切なく。。。
途中、ミク(の形をしたロボットといえばいいのか)がダメージを受けながら大切な人のもとへと歩いていくシーンは見ていて辛くなります……。
考察とかもやってみたいなあとは思うのですが、一回手を出すと抜け出せなくなりそうなので、最初に感じたままの状態を保っていようと思います^^;
「*ハロー、プラネット。」や「ぼくらの16bit戦争」は3DSのテーマも配信されてるんですよね。欲しくなってきてしまいました……。
わたしのゆめ――ミンキーモモ1期最終話まで(大体)見ました
ミンキーモモ1作目、一通り見終えました。
モモを見ている間、「私の夢ってなんだろう??」ってなことをずっと考えていました。
(物語を書かれた方の意図にまんまとはまっている気がする私です。)
折しも、今私は将来について考えさせられる時期にいます。
ここに来るまで、私は色んな夢を諦めてきました。
絵を描く夢、小説を書く夢……
職業としてやっていくにはもう無理かもしれませんが、それでも、
今まで私の心の中で作り続けてきた世界を大事にして、どんな形でもいいからどこかに残すこと。
これが私の今の夢のような気がします。
将来の目標は色々変わってきたけれど、その中でも手放せなかったこと。
何かを描き続けること。
これだけは、この先も捨てずに持っておこう、とか思ったのでした。
日頃から色んな空想ばかり思い描いている自分ですが、なんだかミンキーモモを見ていたら、
それは決して悪い事ではないような気がしてきました。
夢を見ることは大事……ですよね、きっと(笑)
2期も楽しみです。林原さんのモモちゃんの声が早く聞きたい!(笑)
(手が……手がぁぁ! 失敗しました^^; 精進あるのみ。)
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もう一つ、ポケモンとの関連で気になったこと。
ミンキーモモ最終回では「涙」が重要な要素となっていました。
モモを想う人々の涙から生まれたカジラ。
それは何より、モモ(≒夢?)がこの世界にあってもいいよっていう証拠(っていう意味なんだと受け取りました)。
『ミュウツーの逆襲』では、
サトシを想う(?)ポケモンたちの涙が、サトシの石化を解いた。
両者における「涙」の意味は違う……かもしれませんが。
ポケモンだけでなく、モモでも「涙」が重要な意味を持っていたんだなあと何となく思ったのでした^^;
Dream Sketch #2
僕の世界は、夢の連続だった。
悪い夢から醒めたかと思っていたあの世界で、
ある日突然、怒り狂ったゾウの集団に襲われた。
何かが少し違っていて、なぜかボロボロで貧相な恰好をした国王がいて、
その国王も一緒になってゾウの暴走を止めようとしたけど、止められなかった。
僕も参戦したけど、全く相手にならず、
ボロボロになって広場で倒れていた僕に向かってゾウ達が襲ってきて、
ああもう終わりだ、となったその時。
また、僕の周りが真っ暗な夜の空になって包まれてしまった。
目を覚ましたら、今度は……
色んな夢を見すぎて、もう全部の夢を思い出すことはできないけれど、
とにかく僕は、少しずつ違うミホビレッジの夢を断片的に見続けていた。
親友たちがちょっとだけ大人になっていたり、
ミホビレッジの地形が大きく異なっていたり。
辿り着いた先のミホビレッジが優しい世界だったこともあったけど、
それはやっぱり僕の知っているほんとうのミホビレッジじゃない。
そんなわだかまりがいつまでも残っていた。
ぼくは、いつになったら元の世界に帰れるのだろう?
気が付けば、夢を見続けて十年の時が経っていた。
……ねえ、どうしてここにあの子はいないの?
「あの子って……いないものは最初からいないわ」
……あの子がいないなら、ここは僕の知ってるミホビレッジじゃない
そろそろ、次の夢が始まるころだ。
……僕の居場所は、ここじゃない。もう、行くね。今までありがとう。さよなら。
今度こそ、僕のほんとうの居場所に辿り着けるといいな……
でも、もう十年も色んなミホビレッジを見続けているのに、まだ元の世界にはたどり着けないでいる。
……もう、このまま元の世界には帰れないんじゃないだろうか。
僕はあの時、次元の彼方に追放されて、二度と同じ世界には帰れなくなってしまったんじゃないだろうか。
だんだんと僕は分かり始めていた。
僕はもう、あの場所には帰れないのだと。
こうして、永遠とだだっ広い世界を歩き続けるしかないのだと。
僕は最初から、僕の居場所を探して旅をし続ける孤独な旅人だったんだと。
そう、思い始めていた。